武装神姫 ヴァイオリン型MMS 紗羅檀 【前編】
「紗羅檀」は、ヴァイオリンの素材用に品種改良された木材の名前からとったものだそうですよ。
この表情パーツの破壊力……
前後
付属品。
脚が、ここまで上がる! 素晴らしいアクションフィギュアッ!
……何ッ! 危ない、避けろォッ!
ゴォォォォッ!
??「オラァッ! 頭突キダァァァッ!」
紗羅檀「がはっ!」
ドサッ
??「装備ハ外サセテモラッタゼ! 肩パーツノミ許可シテヤル……」
??「カメラ男ォ、コイツノ恥ズカシイ写真ヲトレ!」
カメラ男「……わかりました!」ガシッ
紗羅檀「……っ!」
カメラ男「うひょおぉぉぉッ!」
カシャカシャ!
カシャカシャ!
カメラ男「ふひひひ♪」
カシャカシャ!
カシャカシャ!
カメラ男「ヒュ~♪」
カシャカシャ!
カシャカシャ!
シクシク……
カメラ男「あっ……(泣かせてしまった。)」
カメラ男(俺は何てことを……パトランプ男さんに敗れた時、言った言葉を思い出すんだ!)
カメラ男「監督、こんな事もうやめましょうよ! 彼女は泣いています!」
監督少年「ナニィ~、コノ俺ニ指図スルノカッ! ズイブン偉クナッタナ……」
監督少年「パトランプ男ニ敗レタオ前ヲ、墓カラ蘇ラセタノハ誰ダカ忘レチマッタノカ?」
監督少年「ウッディ、コイツニコノ業界ノ厳シサヲ教エテヤレッ!」
ウッディ「ふっ、わかりました」
カメラ男「……ッ! (この人は、俺の先輩のウッディさん。この業界に長いこと勤めていて、多くの女性を泣かせた事で有名だ。)」
ドシュッ!
カメラ男「がはっ! (表情をまったく変えず、いきなり蹴りをかましてくるなんてっ!)」
ウッディは、カメラ男の頭を指が食い込むほどの力で掴んだ。
カメラ男「ぐ……あ……」
ウッディ「カメラ男ちゃんさ~、この業界舐めてねぇか? え? どうなんだオイ!?」
ウッディ「なんとか言ったらどうなんだ! なあっ!? なあっ!?」
ウッディの指が、さらに食い込む。
カメラ男(うぅ……意識が…)
その時!
紗羅檀「えいっ」
紗羅檀の たいあたり!
ウッディ「ぐぇっ!」
カメラ男(紗羅檀ちゃんの「たいあたり」で、ウッディさんの帽子が外れたぞ!)
やられたぜ~、汚い手ぇ使いやがって!
カメラ男(聞いた事があるっ、ウッディさんは帽子が外れると、戦闘力が大幅に下がるとっ!)
勝機! <バンッ!
カメラ男「俺が……俺が、紗羅檀ちゃんを守るんだぁぁぁぁっ!」
カメラ男の キック!
カメラ男(まさかこの俺が、人を助けるなんてな……)
………………
…………
……
あれから1年、紗羅檀はいつもカメラ男にピッタリ……
いつの間にか紗羅檀ではなく、カメラ男がメインの写真になってしまいました! 表情パーツが素晴らしいせいで、体が勝手に……
【後編】では、紗羅檀の武装を載せますね!
ちなみに……
アーム台座なしで、カメラ男に紗羅檀を抱かせる事が出来ますよ。