これぞ悪魔の極み! Devil May Cry5(デビルメイクライ5)を遊んだ感想
こんばんは。11年ぶりに発売してファンを喜ばせた デビルメイクライ5 を遊びましたよ! 物語をクリア(難易度はデビルハンター)したので遊んだ感想を書きます。
物語の内容にも触れるので、ネタバレ否定派の方は読まないほうがいいです。
物語
メインストーリーはレッドグレイブ市で「魔王ユリゼン」が起こした悲劇から一ヶ月後である濃厚な1日を描いた内容。
敵を倒して進んでいき、事件の根源を倒して終わりと、休まず活動していた主人公たち。普通ならば疲労により途中倒れると思うのですが、主人公たちは半分悪魔なので元気。
謎解きのような仕掛けはないので、敵を倒すだけで先へ進めます。
主人公(操作するキャラクター)は、「ダンテ」
「ネロ」「V(ブイ)」の三人。デビルメイクライ4 と同じくミッションによって操作できるキャラクターは異なります。
今作の事件は、ダンテ の兄である バージル(見た目はボロボロ) がネロから悪魔の右腕(閻魔刀が宿っている)を奪い、閻魔刀により人間と悪魔それぞれの肉体に分離したことから始まりました(しかし バージル がなぜ生きていたのかは語られておりません)。
そう、悪魔のみの身体となった バージル こそが事件の根源だったのです。
その後、主人公の一人である「V」がバージルの人間部分だったことも判明。
物語の最後には、魔王ユリゼンが人間の身体( ブイ )と1つになり、元の バージル へと戻る。その後、ダンテと決着をつけるために闘います。
街が犠牲になり、ダンテとバージルが闘う部分は デビルメイクライ3 と似たような展開ですね。
「3」との違いは決着後のムービーで ダンテ と楽しそうに笑顔で闘う バージル を見れるということ(バージルはダンテと一緒にいる)。自分の息子である ネロ とぶつかり合ったのも影響しているのでしょう。
今作を簡単に現すとするなら「息子を巻き込んだ兄弟喧嘩」ですね。
しかし、バージル の起こしたことは決して許されることではない。良い終わり風のエンディングになっていることに違和感があります。
フィールド
これについては箇条書き。
◯ 暗い雰囲気のフィールドが多く、気が滅入りました。1作目は暗い舞台だったので、これが当たり前なのかもしれませんが、「 デビルメイクライ4 」を経験したからこう感じるのでしょうね(「4」は明るめ)。
◯ 今作はカメラ固定ではないので、様々な角度でフィールド画面を楽しめる。その影響か隠しオーブ等は見つけにくい場所に隠されています。
戦闘
主人公が3人ということもあり、技コマンドを覚えるのが大変。「 V 」は従者であるシャドウやグリフォンを常に見て指示をださないと攻撃できないので面倒です。今は「 V 」の技を学習中。
ネロ は機械の右腕(デビルブレイカー)による様々な攻撃技があります。「 4 」で使えたデビルブリンガーはゲームを1回クリアするまで使えません。
私のお気に入りデビルブレイカーは、敵の周りを漂い何度も攻撃するパンチライン です。
ダンテ は相変わらず複雑な操作を要求してきます(完璧な戦いを求める場合ですが)。
今作では「 魔剣リベリオン 」が新たな姿「 魔剣ダンテ 」となり、強力な技を使えるようになりました。使っていて楽しい武器です。
アイテム
今までにあった「バイタルスター」等のアイテムがなくなりました。そのせいで私のような下手くそは、何回もコンティニューするはめとなったのは言うまでもありません。
*最後に
遊んでいて気になったのが、ミッション準備画面などの読み込みに16秒ほどと今のゲームにしては長いロード時間ということ。他は問題なしです。
今作で驚いたのは ダンテ が過ごしてきた時は、ファンの間で考察されていた時系列とは異なっていたこと(公式時系列 3→1→2→4 )。今までは「 4 」のあとに「 2 」だと思われていました。
「 デビルメイクライ2 」の最後、魔界に閉じ込められた ダンテ が人間界にどうやって戻ってこられたのか気になります。
消滅したバージル が生きていた理由もですが、これらの話をDLC等で掘り下げていただきたいです。
キャラクターの見た目が今までに比べて変化しすぎて楽しめるか不安でしたが杞憂に終わりました。最高のスタイリッシュアクションに美麗なムービー、これぞゲームの極み。カッコいいキャラクターを見たい方にお勧めのゲームです。